R6.3.6 トレーニング

2024年03月08日 06:33

今回は、14人の参加でした。

まずは、前回同様、ボールを使わずに、ウォーミングアップを行いました。
ジャンプ、スキップ、クロス、バック走など・・・

次に、ボールを入れて、複数のドリブルメニューを入れました。
個人的に、ドリブルは、アウトサイド(欲を言えば小指)に力を入れて、ボールをタッチし転がすと、スムーズかつ速い、また相手との距離感を探りつつ、抜くタイミングも図れるのかなと思います。

YouTubeでも公開されていますが、ボールを小指でなめるようにゆっくりと転がしてドリブルを行うと、ドリブルの感覚を磨けます。
普段から空いてる時間に行い、この感覚を体験してもらいたいです。

次に、前回同様、二人一組での対面パスを実施しました。

基本なので繰り返し行います。
ボールを確実に止める、静止させることを意識してトラップする。
普段から、このトラップをどこまで集中してとことん突き詰めれるかが、今後成長する選手としない選手に分かれると思います。

また、何故ボールを置きたい場所に止めるのか、について、子ども達に考えてもらいました。

少し脱線しますが、この点に関し、子供たちに質問を投げかけたところ、自ら発言があったのは、一人ないし二人、サッカーのプレーに答えはないと思っているので、発言内容にはこだわっておりませんが、中々自分の意見を主張するということが難しいのかなという印象でした。とはいえ、自分もそうでしたが😰💦💦

この、「考える」⇒「自分の考えをしっかりと主張する」ということは、サッカーだけでなく、今後あらゆる環境で必要になる、本当に大切なことなので、今後も考える癖をつけ、堂々と意見を主張する子になるよう、工夫をしていきます。

で、何故ボールを置きたい場所に止めるかですが、個人的には、プレースピードを上げるためだと考えています。
プレーは、大抵、
「周りの状況を把握する」→「最善のプレーを判断する」→「実行する」のプロセスになります。
このうち、「判断」→「実行」の際、置きたい場所に止めれるか否かで、判断から実行に移るプレースピードがコンマ数秒ですが変わります。

サッカーはチームプレーなので、このタイムラグ(時間のズレ)が周りの選手との「連携」にとても影響し、全体のプレースピードが遅れます(最悪、ボールを取られてカウンターです)。

これまで上手いなと思う選手は、この置きたい場所に止める技術がしっかりとあり、DFが寄り付けない上に、その状況に適したプレーをミスなくするので、次の展開にスムーズに移り、チャンスになる可能性が高いです。

なので、少しずつですが、「置きたい場所に止める」トラップが出来るようになれば、次は、止める理由、止めたその先をイメージしすることまで考え、そうすれば、試合でも使える場面が増えるかと思います。
常に、自主練習を含め普段の練習から、先を先を見据えて考えることは、とても大事なことです。

最後に、5対5+GKを入れ、ゲームを行いました。縦長の長方形にして、ファーストタッチを意識するようプレーをしてもらいました。

2度ほど、ファーストタッチの改善点について、ゲームをストップし指導しました。

トラップがズレなければ、縦パスからチャンスになったのに、ズレのため、流れが悪くなりました。

結局、ゲームの展開は、こういった一つの場面・プレーがチャンスになるか、またはロストするかに左右されると思います。
プレッシャーの強度も、そこそこきつめにかけたので仕方ない部分もありますが、とはいえ、このトラップにもっと繊細に気を使ってもらい、2回のミスを1回にするなど、トラップ(ファーストタッチ)に関しての高い精度、質を要求し、
向上させていきます。
継続すれば、必ず、上手くなります!

暖かくなってきて、半袖の子もちらほらと、、、もう3月も中旬です。
時間は少しずつですが、確実に進みます、普段からのトレーニングの時間に集中して質を高めると、いずれ大きな差になります。

普段のモチベーション(意識)から改善し、サッカーの技術の質を向上させ、真剣な中でも、厳しくも楽しいサッカーができるよう、頑張っていきましょう!

本日も遅くまで保護者の皆さま、参加ありがとうございました!😀

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