R6.3.13 トレーニング

2024年03月15日 12:55


本日は、11名の参加がありました。
また、コーチが6名いましたので、それぞれの経験から参加者の気になること、改善点などを細かく指導できたかと思います。

アップでは、まず、普段しない動作を取り入れました。
片腕の回転方向を逆にし(左腕が前方向、右腕が後方向)て、腕を回しながらのジョグ、バック走、スキップを同時に行いました。

コーディネーショントレーニングの一環です。
難しい表現では「バラバラの情報を瞬時に処理して的確な指令を出し、正確に動作コントロールする」だそうですが、

サッカーでは、サッカーは体全体でプレーする必要があり、相手を腕で抑えながら、ボールを足でドリブルするというように、腕と足をうまく組み合わせて正確に動作コントロールする点かなと、例えとしてはですが、、

なので、こういった遊びの要素から、色々な体の器官を上手くコントロールできると、自ずとサッカーは上手くなります。
そのため、サッカーだけしていても上手くならず、公園で遊ぶことや異なるスポーツを経験することなどが、遠いようで、近道です。
様々なスポーツの良い部分を吸収し、サッカーに活かすことが本当に大事で、様々な経験を普段日頃から行うように、今後も継続して伝えていこうと思います。

週7でサッカーをするという子もいるそうですが、毎日サッカーするよりも、適度に、別の遊び(ゲームではなく、体を動かすこと)もしながらでお願いします😀休息も忘れなく。。。

次に、20メートル程度の距離で複数種類のドリブルとドリブルダッシュを行いました。
終えたら、毎週行っている対面パス交換(インサイドトラップで完全にボールを静止すること)を行いました。

また、対面パスの応用で、4つのマーカーで一辺2m程度の正方形をつくり、その中で、ボールを受けてトラップで静止させるパス交換を行いました。
対面パスと違うのは、東西南北四方から来るボールを受けるため、角度がつくこと、そのため、体の向き(ボールの出し手と次にボールを出す受けて)をつくり、二人を視野に入れる必要があること(間接視野とも言います)という、別の要素が発生するため、少し難しくなります。

とはいえ、ゲーム本番では、さらに相手がいる等、別に多くの要素が加わるのでさらに難しくなります。
なので、このフリーな状況下でのトラップは確実に処理できる技術を得てもらいたいと思います。

次に、1対1を行いました。
パストレーニングが多いので、少し気分転嫁も兼ね、ドリブルトレーニングも取り入れました。
ドリブルも、状況に応じて適切なドリブルが必要かなと思います。
例えば、ビルドアップ時には、低い位置からフリーまたはプレッシャーがそこそこな状況、で周囲を確認しながら行う、また、アタッキングエリアやボックス内での最終局面での1対1での突破は、絶対に負けない気持ちでスピードで抜き去る、大きく整理すると、この2種類が異なるパターンかなと思います。

今回は、その内、突破のトレーニングもフォーカスしました。
横から受けるボールをしっかりと処理し、止めます。
ここで大事なことは、自分の間合いにボールを置くことです。
まだ分からないかもですが、ゆくゆくは、この自分の間合いをしっかりと把握してもらいたいです。

1対1では、10m✕10m程度のグリッドで、横のラインの両サイドに2m幅程度のマーカーゴールをつくり、そこを抜けたらゴールです。
小学生は1対1が好きなので、盛り上がりまし🏃
高学年と低学年に分けやり、高学年は問題ありませんが、低学年については、特にまだまだボールスピードを上げる、つまり緩急をつけることがうまく出来ない(技術がない)ので、
ここは今後もしっかりと覚えてもらえるよう指導していきます。
1対1で勝てるようになると、ゴールを決めれる確率も上がります。(シュートが上手いのも大事ですが)

最後に、8対8のゲームを行いました。
学年が違うので、スピードやレベル差がありますが、通常の8対8のゲームコートサイズより小さくして、攻守の切替の速度、プレッシャーを行うことを厳しく要求したので、ゲームの質は高かったと思います。

トラップの質、1対1で取られない技術は若干ですが改善されてきたかなと思います。

また、攻守の切替は結構意識してくれていると思います、なので継続して必要性を言い続けていきます。

あえて気になる点としては、(今日のテーマじゃないですが・・・)効果的な場所にフリーな選手がいるのに、パスを出せない(ボールを離すタイミングが遅い)こと、中盤で空いたスペースを上手く使えないこと、ゲームを通して今後の課題かと思いました。

あとは、やっぱり局面でのスピードアップに磨きをかけて欲しいと思います。
相手DFが上手くなればなるほど、シンプルに抜いてシュートを打たなければゴールは生まれません。こだわっていきたいです。

負けチーム含め、体幹トレーニングと少しランニングを入れ、トレーニングを締めました。

本日も寒い中、参加いただきありがとうございます。
前回も今回もですが、10人以上いると大きなゲームができ、楽しいですね✨
ですので、可能な限り、参加できるよう検討してみてください。

お待ちしてます!!

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