R6.6.26 トレーニング

2024年06月30日 14:33


本日も20数名の参加があり、高学年+中学生と低学年の2グループに分けてトレーニングを行いました。

本日のテーマは突破です。

サッカーの攻撃の原則として、「突破」、「サポート」、「幅&深さ」、「モビリティ」、「創造性」の5つをJFAが示しています。
これは、攻撃を構成する要素として、細かな状況に区切り、整理し、分析するためのものです。
トレーニングにおいて、どの状況にフォーカスするかで、選手はイメージしやすいかと思いますし、その落とし込みにもメリットがあるかと思います。

本日は、この5要素の内、「突破」をテーマにしてトレーニングを行いました。

ターンで反転し、直進か斜めにドリブルで前進する、これらを繰り返し反復して体を温めました。
ターンの精度とドリブル時の判断・初速(&加速)を磨いてもらいたいです。

次に、DFを入れた状況での突破のトレーニングです。
ボールを配給し、攻撃側がボールに触れたら、DF側は横にステップし、両側のコーンに触れます。
DF側が右か左にステップしている間、攻撃側は瞬時に判断し、DF側と逆側のスペースにボールを運びます。
先ほどのターン反転からドリブルの応用編です。
先ほどのトレーニングと異なるのは、DFがいるので、プレスとプレスバックがあるので、
ランウィズザボール(ドリブルダッシュ)が必要になります。

少し改善してもらいたい点としては、
ボールコントロールの問題ですが、ドリブルダッシュのドリブルが細かい、ドリブル時の運ぶ距離の間隔が短いかなと印象を受けました。

ドリブルを早くするためには、単純にボールに触れる回数を減らしてダッシュする距離を伸ばすことが必要です。
ボールに細かくタッチをしてドリブルをするのと、触れる回数を減らしてドリブルダッシュをする違いは、
コンマ数秒の速さの違いではありますが、この違いがプレー(突破する局面では)に大きく影響します。

この細部にまでこだわってプレーをすることが、違いを作り出せる選手になれるかどうかかなと思います。

更に全体の中で、
4対4の横長グリッド内での3ゴールゲームを行いました。
突破を複数人のゲームでトライしてもらうためのトレーニングです。
3つゴールをつくり、DFが少ないスペースを見つけて突破し、いずれかのゴールを通過します。

ここで、幅を意識してもらうことも要求しました。
ポジショニングで横の距離感を広くとり(いずれテーマにします)、グリッド全体を広く活用しボールを幅広に展開すれば、、
攻めやすいエリア(DFが少ない、数的優位な局面を作り出せる場所)で勝負できます。

最後に4対4のゲームを行い、突破を意識してもらいました。
全てではありませんが、要所要所で良い突破が見れ、しっかりと意識してくれたと思います。

本日は、トレーニング中に、話を聞いていない子がいて、前からですが、少し厳しめに伝えました。
本人は気づかれていないと思っているのかもしれませんが、指導している側はすぐ分かり、むしろ目立ちます、、

ひとの目を見て話を聞く姿勢は本当に大事で、強いチームになれば、聞くことが出来ない子は帰らされる場合もあるし、まず試合には使ってもらえません、何故か、選手を選ぶのは監督(コーチ)だからです。
監督の考え方(狙い)をゲームで反映させたいのに、聞けない子は、戦術が成り立たないからです。チームプレーである以上、チームワークや戦術の習熟がより要求されるカテゴリになれば、個人技だけでは、選手を使えないんです。
ということで、サッカーを、スキル等のテクニカルな部分だけでなく、総合的に上手くなり、成長してもらうために、聞く姿勢、理解力というのは、強いチームに行くほど必ず必要となる能力なんで、挨拶も含め、何とか身につけてもらいたいので、繰り返し伝えていきます。

ゲームの合間に、巧コーチから鉄棒を使ってフィジカルをしてたみたいです。

本日も参加ありがとうございました😀

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